調査報告書「ネットは日本社会に排外主義を広げるか」

ネットは日本社会に排外主義を広げるか
―― 計量調査による実証分析

辻大介, 2018, 電気通信普及財団研究調査助成 成果報告書 第33号

 
研究助成いただいた電気通信普及財団のサイトで、標記の報告書が公開されました。

私の成果報告は こちら からダウンロードできます。

2007年、2014年に実施した「ネット右翼」調査の第3回を兼ねています。
ちなみに今回調査(2017年11月に実施)の場合、「ネット右翼」の操作的定義に該当するケースは全サンプル中の2.1%でした。もともとのサンプルがネットのヘビーユーザに偏ることを考慮して簡易的な補正をかけると、「ネット右翼」率は1.1%に下がります。

また、2007年調査の対象年齢20~44歳に揃えて比較したところ、サンプル中の「ネット右翼」率は07年の1.3%に対し、17年は2.3%となりますが、統計的検定の結果からは増えたとは言いがたい結果でした。ま、もともとが確率抽出標本ではないので、経年変化・増減については確たることは言えず、ごくごく大雑把な目安程度にしかなりませんが。