html ページをモバイル対応に

何となく面倒なんだろうなと思い込んでいたが、この記事とかこの記事とかを読むと css をいじるだけでほぼ済むらしい。自分の論文公開用 html ページはさほど複雑なこともしていないし、案外簡単にモバイル対応にできるかも。と思ってもう少し調べてみると、こういう大変すばらしいページが。

 
<head>部に下の1文を入れ込むだけで、文字がモバイルでもそれ用の大きさで表示される。これだけでもう半分以上やりたいことは済んだ。

<meta name="viewport" content="width=device-width,initial-scale=1.0">

 
あとはページ幅をモバイル用にするくらいでよい。それに関してはモバイル用の css を作って次のように書く。本文部分は #main という id を設定してあるので、それを使って若干左右に余白を設けた。

body {
 width: auto;
 -webkit-text-size-adjust: 100%;
}
#main{
 padding: 0 4%;
}

 
PC よりスマホの方が処理速度も通信速度も遅いことを考慮するなら、スマホでは css をひとつだけ読ませて、PC の方で追加の css を読ませるようにしたほうがベター。ということなので、そういう読み込ませ方にしておく( html の<head>部に入れる)。

<link rel="stylesheet" href="../mobile.css" type="text/css">
<link rel="stylesheet" href="../pc.css" type="text/css" media="screen and (min-width:740px)">

 
なので、基本的なスタイル設定はモバイル用の mobile.css に書いておいて、pc.css にはモバイルと表示を変えたいところだけ書きこむ。ここの body のスタイルに “margin: 0 auto” を入れておかないと、ページがセンタリングされない(左寄せになる)。

body {
 width: 740px;
 margin: 0 auto;
}

#main{
 padding: 0 55px;
}

 
モバイル表示の確認用にも便利なサイトがある。ありがたい時代だ。

The Responsinator is designed to test responsive websites on different device resolutions

 
これでサイトのリフォーム作業はあらかた終了。コンテンツはおいおい更新していくこととして、新年度に間に合って、まずはめでたしめでたし。リフォーム備忘録もこれにていったん打ち切り。